自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2019年8月18日日曜日

「プリティヴィー」



プリティヴィー

インド神話に登場する大地の女神で、古き地母神である。名前は「広き者」という意味である。プリティヴィーは天空神ディヤウスの妻であり、夫との間に雷神インドラや火の神アグニを産みだした。「リグ・ヴェーダ」においては夫のディヤウスと共に現れる事が多い。これは父なる天に対する母なる大地と考えられており、プリティヴィーマータ(母なる大地)はディヤウシュ・ピトリ(父なる天空)との対比で言及され、両数形でディヤーヴァープリティヴィーと呼ばれる一対の天地両神とされる。「リグ・ヴェーダ」では夫のディヤウスと共に天地両神として6篇の独立讃歌を持つが、単体としては1篇3詩篇の独立讃歌にとどまる。その讃歌によれば、プリティヴィーは堅固で山岳を担い、樹木を保ち、道路に富み、大地に活気をもたらすとされる。また「バーガヴァタ・プラーナ」によると、プリトゥ王という王が治める時代に飢餓が起こり、プリトゥ王は大いに怒って弓と矢を持って大地の女神プリティヴィーを探した。プリティヴィーは恐れて牝牛の姿に変身して逃げたが、ついに彼女はプリトゥ王の前に姿を現し、プリトゥ王にプリティヴィーが破壊した穀物などを乳によって蘇生させる事を約束した。ただしプリトゥ王にもその対価の条件として、これからは神々を祀る時に仔牛を神々に提供する事と、大地を平らにする事が要求された。その条件を承諾したプリトゥ王は矢で山々を叩いて崩し、大地を平らにした。それによって人間は農業、牧畜交易が出来るようになった。プリトゥ王はプリティヴィーに生命を与えたので、プリティヴィーの父となり、彼の名をとって大地の女神であるプリティヴィーは、プリティヴィーと呼ばれるようになった。プリティヴィーは仏教では「地天(ヂテン、ジテン)」と呼ばれ、十二天の一柱である。釈迦(シャカ)が菩提樹の下で悟りを開く時、地下から地天が湧出し、釈迦に悟りの証明を与えたとされる。仏教では地天は男神とされる事もある。

出典:
Wikipedia
神の文化史事典(白水社)

作者ひとこと:
プリティヴィーのデザインは、蓮華を持った女神の姿に描きました。

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