自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2019年8月1日木曜日

「ピシャーチャ」



ピシャーチャ

インド神話に登場する種族で、悪鬼か悪霊の様な鬼神の一種。人の肉を喰らう食人鬼で、ヴェーダでは喰屍鬼とも呼ばれている。ピシャーチャ達は墓地を根城にし、暗闇を好み、人間を襲ってその人肉や血液を食べる。更にピシャーチャは人間の屍肉も好んで喰らい、夕暮れ時の火葬場でピシャーチャ達がブータやヴェータラ、ヤクシャなどの悪魔達と共に集まって跳梁し、その悪魔達の群れを見た人間は9ヶ月以内に死ぬという。更にピシャーチャは人間に視認出来ない様に自在に姿を変える事が可能で、人間があくびをした瞬間に口から入り込んで、取り憑いてしまう。その為インドでは、あくびをする時は口を手で覆ったり指を鳴らしたりして、ピシャーチャなどの悪霊が付け入る隙を作らない様にするといわれ、「アタルヴァ・ヴェーダ」には人間に取り憑いたピシャーチャを追い出す為の薬草やマントラ(呪文)が記されている。ピシャーチャの誕生には諸説あり、ブラフマーによって創られたとも、様々な悪鬼の母であるクローダヴァサーから産まれたともいわれる。ピシャーチャは「ヤジュル・ヴェーダ」ではアスラやラクシャーサと共に邪悪な悪鬼として語られ、「リグ・ヴェーダ」ではピシャーチャはインドラに打倒される存在とされている。なお、ピシャーチャは男性名詞で女性のピシャーチャはピシャーチーと呼ばれる。仏教では「毘舎遮(闍)」「畢舎遮」と音写された。この悪鬼達は人肉や人間の精気を食べる。また毘舎遮の足は反り返っているとされ、「反足」や「反足羅刹」などとも呼ばれる。毘舎遮は四天王の眷属である八種の鬼族・八部鬼衆の一種で毘舎遮達は持国天に眷属として仕えている。

出典:
Wikipedia
ピクシブ百科事典
神魔精妖名辞典

作者ひとこと:
ピシャーチャのデザインは、生き血の入った杯を持ち、人間の腕を食べようとしている一本角の鬼の様な姿に描きました。

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