自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2019年8月14日水曜日

「矜羯羅童子」



矜羯羅童子(コンガラドウジ)

仏教や密教の信仰対象である尊格の一尊「不動明王(フドウミョウオウ)」の眷属を務めている童子。いつも不動明王の左側に控えており、不動明王の右側に控えている制多迦童子(セイタカドウジ)と共に不動明王の脇侍を務めている。また、不動明王の眷属で明王の命に従い、仏教の修行者や仏教の教えを信じる者を守護する八人の童子「八大童子」の内の一人でもあり、矜羯羅童子は八大童子の第七番目である。矜羯羅童子の梵名は「キンカラ」といい、この名前を直訳すると「何をするべきかを問い、その命令の通りに動く」という意味で、奴僕や従者を指す。この名前は矜羯羅童子の場合は不動明王の奴僕三昧を表すと共に、矜羯羅童子が仏法に対して恭敬である様を意味している。矜羯羅童子は全身が白肉色の十五歳ほどの童子の姿で、頭に蓮華冠をつけている。身体に天衣と袈裟を身に着けている。手は合掌しており、親指と人差し指の間に独鈷杵(金剛杵)を挟んで持つ。または両手で蓮華を持っている事もある。矜羯羅童子は不動明王の慈悲を象徴している。

出典:
Wikipedia
仏教画伝 極彩色で蘇った一〇八の仏尊(G.B.)

作者ひとこと:
矜羯羅童子のデザインは、蓮華を手に持った童子の姿に描きました。

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