自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2020年4月26日日曜日

「アフィラーマジムン」



アフィラーマジムン<アイフラーマジムン>

沖縄県読谷村(よみたんそん)に伝わる妖怪で「マジムン」と呼ばれる悪霊の一種。アフィラーマジムンは片脚の無いアヒルの姿をしているとされている。アフィラーマジムンは人と出会うと、その人の股の下をしきりにくぐろうとするが、もしアフィラーマジムンに股の下をくぐられてしまうと、その人は死んでしまうのだと言われている。その為、アフィラーマジムンに出会っても決して股の下をくぐられてはいけないと言われている。ある農民が夜中にアフィラーマジムンに出会ってしまった。アフィラーマジムンはしきりに農民の股の下をくぐろうとした為、その農民はアフィラーマジムンに石を投げつけたところ、アフィラーマジムンは無数の蛍となって散り、農民の周りを飛び回ったが、一番鶏の鳴き声と共に、その蛍の群れも消え去ってしまったという。沖縄県立読谷高等学校では、かつて運動場の前が谷底の様になっており、そこにアフィラーマジムンが現れたという。アフィラーマジムンは、アヒルが化けたものだとも、重病人の生霊が化けたものだとも言われている。

出典:
Wikipedia(「マジムン」のページ)
神魔精妖名辞典

作者ひとこと:
アフィラーマジムンのデザインは、一本脚のアヒルの姿の妖怪に描きました。

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