自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2019年6月1日土曜日

「脾の聚」



脾の聚(ヒノシュ)

永禄11年(西暦1568年)10月11日、摂津の国(今の大阪府)に住んでいた元行という人によって書かれた、針や灸などの打ち方や人間の体内の解剖図などから構成されている医学書「針聞書(ハリキキガキ)」に登場する、人間の体内にいて病気を引き起こすと考えられた虫の一種。脾の聚は脾臓にいる虫で、岩の様な姿をしている。この虫が起こる時は磐石(バンジャク)の岩の上に落ちる様な感じがする。虫がこの姿になると寄生されている人間の病気が治りにくくなる。この虫を退治する為の針の打ち方は口伝されている。

出典:
NAVERまとめ
不思議な医学書「針聞書」キモカワイイ虫たちの世界
九州国立博物館

作者ひとこと:
脾の聚のデザインは、針聞書にある図を参考に描きました。

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