自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年2月26日金曜日

「アモモンゴ」


アモモンゴ

フィリピンに伝わる幻獣、または怪物の一種、または未確認動物(UMA)の一種で、このアモモンゴは、人間型・類人猿型の未確認動物の一種である、とも言われている。このアモモンゴは、全身を真っ白い体毛に覆われた猿の様な姿をしており、その手足には長く鋭い爪を生やしている。このアモモンゴは、フィリピンのネグロス島北部にある活火山の「カンラオン山」の麓にある洞窟の中に棲んでいる。また、このアモモンゴは、動物の臓物が好物である。普段、アモモンゴは住処である洞窟の中から出る事は無く、滅多にその姿を人前に晒す事は無いが、餌食にありつけない日が続くと、夜中に洞窟から出て、こっそりと付近の人里に下りてきては、人々の家畜などを襲って、その臓物を食べる。2011年8月20日に掲載されたサンスター・バコロド紙のニュースによると、3年前の2008年、アモモンゴが夜中に、カンラオン山麓の町、ラ・カステリアーナに出没し、鶏50羽とヤギ1頭を襲い、それらの臓物を食い散らしたばかりか、付近にいた町民夫婦にも襲い掛かった。アモモンゴに襲われた夫婦の腹には、鋭い爪で引っかかれた跡がくっきりと残されていたという。なお、このアモモンゴは、人間と同じくらいの体長である。

出典:
犬のクンクンby河村賢一
神様コレクション

作者ひとこと:
アモモンゴのデザインは、その手足に長く鋭い爪を生やした、凶暴そうな猿の怪物の姿に描きました。

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