ベルベロカ
フィリピンに伝わる水の精霊、または水の妖精。ベルベロカは、ギリシャ神話に登場する若くて美しい女性の姿をした下級女神(精霊)の「ニュンペー」や、そのニュンペーの中でも泉や川の水のニュンペーである「ナーイアス」に似ている。ベルベロカは、沼や湖の水を一気に吸い込む。ベルベロカに水を吸い込まれた沼や湖に棲む魚達は、水を失って跳ね回る。その魚達を獲ろうと近寄って来た人間や動物を目がけて、ベルベロカは吸い込んでいた沼や湖の水を一気に吐き出し、その人間や動物を溺死させる。こうして溺死させた動物をベルベロカは捕らえて、丸呑みにしてしまう。その為、このベルベロカは人々から恐れられている精霊である。
出典:
ピクシブ百科事典(「フィリピンの妖怪」のページ」
犬のクンクンby河村賢一
作者ひとこと:
ベルベロカのデザインは、ベルベロカが水の精霊という事で、全身に鱗が生えている女性の姿の精霊に描きました。食べた犠牲者の頭蓋骨を腰の飾りとして着けています。
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