キノロヒンガン
インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島の北部、マレーシア領サバ州に居住する民族・ドゥスン族の神話に登場する女神。神話によると、創造神「ユームン」が人間を創った後、ユームンはキノロヒンガンを生きたまま埋葬した。キノロヒンガンを埋葬した所からは里芋、薩摩芋、ココナツなどが生え、どこからか家畜もやって来た。それを見届けるとユームンは天上へと帰って行った。キノロヒンガンも地中から出て来て、ユームンの後を追って天上へと帰って行った。
出典:
幻想世界神話辞典
作者ひとこと:
キノロヒンガンのデザインは、日本の土偶の様な姿の女神に描きました。
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