キマット
フィリピンのルソン島の北西部の山岳地帯に暮らすティンギアン族の信仰や伝承に登場する幻獣、または神獣。キマットは、空に棲んでいる犬である。このキマットは雷神「カダクラン」の忠犬である。雷神であるカダクランの忠犬であるキマットは閃光を司っている。カダクランの命令により、キマットは空から地上の家でも樹木でも人間にでも噛みつく。これが落雷である。
出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
アリアドネの意図(「カダクラン」のページ)
東洋神名事典(新紀元社)
作者ひとこと:
キマットのデザインは、口から稲光を吐き出している犬の姿の怪物に描きました。イラストでは、日本の「雷獣」のイメージも入っています。
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