モルペウス
ギリシア神話に登場する神。モルペウスは夢の神で、「オネイロイ」と呼ばれる夢の支配者である神々の内の一柱である。モルペウスという名前は、「形作るもの」や「造形者」という意味である。モルペウスは、人間の姿を取る夢の神で、このモルペウスは、人間にイメージを提供する神であると言われている。また、人間が見る夢や空想に人間の姿のイメージを送り、夢を形作ったり、夢に宿るものたちに形を与えたりする神であるとも言われている。モルペウスは、大きな黒い翼を持った姿をしているとも言われ、その翼で音もなく飛翔したという。オウィディウスの「変身物語」によれば、モルペウスは薄暗い洞窟の黒檀のベッドに、ケシの花に囲まれて眠り、特別な力により、夢の中で人間の姿形や声色を真似る事が出来るという。モルペウスは、夜の女神「ニュクス」の息子である。また別の説では、眠りの神「ヒュプノス」と、女神「パーシテアー」の間に生まれた子供であるとも言われている。薬物のモルヒネ(旧名・モルフィウム)の名前は、その夢を誘発する力からモルペウスにちなんで名付けられた。
出典:
Wikipedia
ファンタジィ事典
神様コレクション
作者ひとこと:
モルペウスのデザインは、頭巾の様なフードの様なものを頭に被っている神の姿に描きました。
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