自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2022年7月26日火曜日

「ピュリプレゲトン」


ピュリプレゲトン<ピュリプレゲトーン、プレゲトン、プレゲトーン>

ギリシア神話に登場する神の内の一柱。ピュリプレゲトンは、冥界の河の神である。川の神ピュリプレゲトンが司る「プレゲトーン川」は、ギリシア神話に登場する冥府に流れる炎の川である。ギリシア語で「燃え盛る」という意味である。「ピュリプレゲトーン」もしくは「ピュリフレゲトーン(「燃え盛る炎」の意)」、長母音を省略して「プレゲトン」「ピュリプレゲトン」「ピュリフレゲトン」とも表記される。プラトンが執筆したソクラテスの死刑当日を舞台とした対話篇「パイドン」に記述されている。その内容を要約すると「オケアノスとアケローン川の中間を流れ、出てくる場所の近くで広大な火の領域に流れ込み、地中海より大きい水と泥を沸騰させる湖を形成する。そして地をドロドロと曲がりくねりながら進み[アチェルシア湖(アケルーシアス湖)]の端にたどり着くが、この湖の水とは交じり合わない。その後地を巡り巡って[タルタロス]に流れ込む。これがピュリフレゲトーンであり、大地の様々な場所から吹きあがるのもそう呼ばれる」とある。プレゲトーン川の川の神であるピュリプレゲトンは、海神「オケアノス」と女神「テテュス」の間に生まれた子である。

出典:
Wikipedia
神様コレクション

作者ひとこと:
ピュリプレゲトンのデザインは、頭に王冠を被っている、巨大なアザラシの様な姿の河神の姿に描きました。

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