自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年12月3日金曜日

「ワン・ハンデッド」


ワン・ハンデッド

マレーシアに伝わる妖怪の一種。ワン・ハンデッドは低い陸に棲んでいる妖怪で、人間から色々な事を学びたがっている。その為、人間と出会うと、ワン・ハンデッドは笑って、その人間に付いて来る。ワン・ハンデッドに捕まってしまうと、その人間の姿は他の人間達から見えなくなり、ワン・ハンデッドと、その捕まった人間だけがお互いの姿を見る事が出来る様になってしまう。ワン・ハンデッドに捕まってしまった時は、ワン・ハンデッドが満足する様な話をすれば、すぐに解放してくれる。しかし、ワン・ハンデッドが満足しないと、満足するまでなかなか帰してもらえない。下手をすると一生ワン・ハンデッドに捕らわれたままになってしまう事もある。一説にはワン・ハンデッドは女性にモテる方法を知ろうとして、それを人間から学びたくて人間を攫うのだとも言われている。このワン・ハンデッドは、胸から腕が生えている姿をしているとも言われている。

出典:
アリアドネの意図
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)

作者ひとこと:
ワン・ハンデッドのデザインは、ぼーっと口を開けている蛙の様な姿をした妖怪に描きました。

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