自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年12月13日月曜日

「ティクバラン」


ティクバラン

フィリピンに伝わる妖怪、魔物、または幻獣の一種。ティクバランは、馬の頭に人間の胴体、そして馬の足という半人半馬の姿をしている(別の説ではティクバランは、半人半鳥の姿をしているとも言われている)。このティクバランは、真夜中に徘徊して、人間の女性と出会うとレイプする。ティクバランに襲われた人間の女性は、更にティクバランを産み落とすという。この様にティクバランは、自身の種族を増やす為に人間の女性を襲う。また、ティクバランは、山や森で旅人を迷わせる事もある。ティクバランは悪戯好きな一面を持ち、人間に、普通では考えられない様な嘘を実しやかに吹き込んだり、信じさせたり、時には人間を発狂させる事もあるという。言い伝えによると、お天気雨が降っている時は、ティクバランが結婚式を挙げているのだ、と言われている。馬がフィリピン諸島に到来したのはスペインの進出時である為、このティクバランの半人半馬のイメージは、原住民に夜を恐れさせる為にコンキスタドーレスによって広められたという説がある。

出典:
ピクシブ百科事典
Wikipedia(「フィリピンの神話上の生き物」のページ)

作者ひとこと:
ティクバランのデザインは、直立二足歩行をしている馬の様な姿の魔物に描きました。

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