自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年12月31日金曜日

「マーライオン」


マーライオン

シンガポールの守り神。シンガポールにはマーライオンの像があり、上半身がライオン、下半身が魚の像である。像の材質は全身コンクリート製で、波を象った台の上に乗り、口からは水を吐いている。「マーライオン」という名前は、マーメイドとライオン=「Mermaid」の「maid」の部分を「lion」に置き換えた、英語語彙の造語である。11世紀にシュリーヴィジャヤ王国のサン・ニラ・ウタマ王子が対岸に見える大地を目指して航海の旅に出た。しかし、途中で海が激しく荒れて先に進む事が出来ない。王子は被っていた自分の冠を海へ投げ込むと、海は静まり無事にその大地に辿り着く事が出来た。その時、王子の目の前にライオンが現れ、王子にこの大地を治める事を許可して立ち去った。マーライオンの頭部はこの時のライオンを表している。また、マーライオンの魚の尾は、シンガポールの土地にあった古代都市・テマセック(テマセックとは、ジャワ語で「海」)を象徴している。サン・ニラ・ウタマ王子は、辿り着いたこの大地を、「ライオン(Singa)の都市(Pore)」を意味する「Singapura(シンガプーラ)」と名付けた。

出典:
Wikipedia
幻想世界幻獣事典(笠倉出版社)

作者ひとこと:
マーライオンのデザインは、ライオンの頭と魚の体という姿の幻獣に描きました。

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