ブサウ
フィリピンに伝わる妖怪、または魔物の一種。ブサウは、人間の死体を盗み、盗み出した人間の死体を食べる妖怪で、西洋でいう所の食屍鬼「グール」の様な妖怪である。昼間は普通の人間の姿をしていて、人間社会の中に溶け込んで生活をしている(畑を耕し家畜を飼って生活をしている普通の人間として人間達の中に溶け込んでいるという)。しかし、夜になると本性を現し、墓地や事故現場から人間の死体を盗み出そうとする。ブサウは、死体を盗み出す時に、人間の死体を豚に変身させて運び出す。そして、代わりにバナナの木の幹を死体に変身させて置いておく。そうしてまんまと盗み出した人間の死体をブサウは食べてしまう。またブサウは、夜間に盗んだ人間の死体を、昼間に調理して、人々に豚肉だと偽って振る舞ったりする。うっかり、その肉を食べてしまうと、その人間もブサウになってしまう。
出典:
ファンタジィ事典
ピクシブ百科事典(「アスワング」のページ)
作者ひとこと:
ブサウのデザインは、手足や手足の指が異様に長い、爬虫類人間の様な姿をした魔物に描きました。
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